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【FE万紫千紅】第一弾PV情報まとめ

2025/09/13
(この記事の文字数: 6992)

2025年9月12日のニンテンドーダイレクトでついにFE新作「ファイアーエムブレム 万紫千紅」が発表されました。このページではそのPVで公開された情報をまとめます。

注意:この記事は風花雪月の重大なネタバレを含みます!

キャラクター

神威法王(しんいほうおう)

物語の舞台は、観衆の熱気に包まれた巨大な闘技場。「神威法王」を名乗る男性によって「ダグシオン大剣闘祭」の開幕が宣言され、さまざまな人物の力と信念がぶつかり合っていきます。

耳がソティスのようにエルフの形状をしているので、ナバテア人の可能性が高いです。そして、風花雪月の時代とは違って、それを人々の前で隠していません。

建物には神威法王の立派な像があります。このことからもかなりの権力者であることが伺えます。

神威法王の映像中の台詞

「戦士達よ。己の力と技量を尽くし、ここに素晴らしい戦いを奉納せよ。ダグシオン大剣闘祭の開幕をここに宣言する。」

「最後まで舞台に残ったものには、そのあらゆる願いを聞き届けることを、神威法王の名において約束しよう」

カイ

父親を助けるため、腕自慢が集まる大剣闘祭への参加を決意した田舎育ちの少年。槍の扱いに長けているほか、躾けた動物に乗って戦うこともできるようです。

どことなく外見はクロードに似ているように見えます。

兵種は飛駝兵。槍を扱います。

飛駝の外見は完全に鶏です。

カイの戦闘画面にオーバンの紋章が表示されていることから、オーバンの紋章持ちと思われます。

風花雪月ではユーリスがオーバンの紋章を持ちます。

それは先天的なものではなく、オーバンが死にかけたユーリスに血を与えたことで備わったものでした。己の血を呪い続けてきたオーバンはその血で最期にユーリスを救い、死亡しました。己の血を呪ってきたオーバンがユーリスに血を与えるまでの間に、人間に自分の血を与えるとは考えにくいので、カイがオーバンの紋章を持っていることは非常に興味深いです。

オーバンの紋章に対応する英雄の遺産には"ドローミの鎖環"があります。手に装着する英雄の遺産です。

カイの手のひらには何か石のようなものが埋め込まれており、そこから光を放つ描写があります。

もしかしたら、カイの手にはオーバンの紋章石が埋め込まれていて、ドローミの鎖環と同じ力が使える可能性も考えられます。

ドローミの鎖環はダグザに伝わる宝物であることが、風花雪月で語られています。

ゲルズ公「“ドローミの鎖環”という。 オーバンの紋章に対応する英雄の遺産だ。ダグザに伝わっていた宝物でね、講和の際、 彼らが友好の証として差し出してきた。」

「なぜダグザに英雄の遺産が?」

ゲルズ公「古の時代、聖セイロスは十傑やそれに与する氏族たちを討伐していったという。氏族の長の中には、討伐の手から逃れ、海の向こうを目指した者がいたのかもしれない。」

「呪われし遺産」の戦闘後会話より

ダグザにドローミの鎖環が渡ったのはセイロスらが十傑やそれに与する氏族を討伐していた時代。つまり、その頃にはオーバンの紋章石はドローミの鎖環という英雄の遺産として武器にされていたということになります。紋章石は眷属の心臓にあたる部分です。

しかし、ユーリスに血を与えたのもオーバン本人。

つまり、風花雪月の時点でオーバンと同じ血を持つ眷属が複数いたと推測されますが、もし、カイの手にもオーバンと同じ力を持つ紋章石が埋め込まれているとしたら、オーバンと同じ血を持つ眷属は少なくとも3人いたということになりそうです。

  • ドローミの鎖環にされた眷属
  • ユーリスに血を与えた眷属(オーバン本人)
  • カイの手に埋め込まれた眷属

カイの映像中の台詞

「俺、親父を助けるために、どうしても大剣闘祭に出たいんです。」(FEファン「あ、父親死んだな」)

「そんなことさせるものか!」

ちなみに、以下は「カイの父が助かるかどうか」をXでアンケート取った結果です。

セオドラ

大勢の兵士たちを率いる高貴な女性。腕っぷしも強く、重装備の敵兵数人を一振りでなぎ倒すほど。実際の戦闘でも、軍の力を借りて攻撃することができるようです。映像中の台詞からサラミスの民を率いる王族であることが分かります。

兵種は貴族です。槍を扱っています。

進軍合図のポーズが血の同窓会のクロードを思い出させます。

褐色の肌と白い髪、緑色の瞳はドゥドゥーを彷彿とさせます。

なんとなく全体としてエジプトの女王っぽい雰囲気がありますが、パルミラ、ダスカー、ダグザなど風花雪月で登場した地域の祖先である可能性があります。

セオドラの映像中の台詞

「私には力が必要だ。何者にも屈しない力が、信仰を守り抜くための力が、そして、サラミスの民を導く王に相応しい力が。」

「このようなところで敗れる訳にはいかぬのだ」

ディートリヒ

端正な顔立ちと長髪が特徴的な剣士。淡々とした口調ながら、非常に好戦的な発言が目立ちます。戦闘では、障害物を無視して瞬間移動する特殊な技も使えるようです。

好戦的な性格も、端正な顔だちもイエリッツァに似ています。

兵種は剣士です。

ディートリヒの戦闘画面にラミーヌの紋章が表示されています。

また、彼の持つ英雄の遺産「アンスウェラー」にはラミーヌの紋章石らしきものが確認できます。

ディートリヒがラミーヌの紋章持ちのキャラクターであることは間違いないでしょう。

ディートリヒの映像中の台詞

「そうだ。なんとしても奴と再び相まみえ、この剣で狩りたいものだ」

「血を見るには良い頃合いかもしれん。」

レダ

魅惑的な踊りで視線を集める女性。彼女の発する言葉からは、一際強い信念を持っていることが窺えます。戦闘では、楽器や歌を使って強力な「魔獣」を呼び出すことができるようです。

魔獣を呼び出すと言えば、ハピです。顔立ちもハピにかなり似ています。

目と髪色は違いますが、ハピはコルネリアの実験(ティモテの紋章の力が増幅したとされる実験)を受けており、後天的に色が変色している可能性があります。

風花雪月ではティモテの紋章には獣を呼び寄せる力があることが言及されています。映像中のレダに紋章は確認できませんでしたが、ハピと同様にティモテの紋章持ちの可能性が高いです。

レダの映像中の台詞

「殺しても足りないほど憎い男がいる。だから、私は絶対に死なない」

「あなたなんかに否定させるものか」

ソティス

映像の最後に大人のソティスが登場しました。未来のソティスなのか、過去のソティスなのかは不明です。

NDW の風花雪月インタビューでは以下の裏話が語られています。

ソティスが童女の姿なのはなぜですか? また、なぜレアはソティスの復活に執着していたのでしょうか。

草木原「主人公の中にいるソティスは不完全な状態だからです。自分の姿も覚えていないし回復もしきれておらず、途中過程みたいな状態があの姿です。レアの記憶の中のソティスとは大きくイメージが違っているので、主人公から「女の子の姿を見る」と言われてレアが怪訝な反応するのは、そういうギャップを表しています。完全な状態であれば、天井画に描かれているような大人の女性の姿をしています。」

この話からすると、大人の姿のソティスは自分を取り戻した完全な状態のソティスの姿ということになります。

映像ではソティスが「久しいのう。おぬし。もしやわしのことを忘れたのか」と語りかけますが、その相手が誰なのかは明かされていません。

また、映像内にはフォドラ十傑の英雄の遺産が確認できるため、時代は英雄戦争の後――すなわちソティス没後である可能性が高いと考えられます。そうすると、このソティスの正体は二つに絞られるでしょう。ひとつは『風花雪月』と同様に、紋章石を体に埋め込まれた者の脳内に現れる実体のないソティス。もうひとつは、復活して実体を取り戻したソティスです。

この物語が未来編であり、「おぬし」がベレトやベレスを指す可能性も否定はできません。ただしその場合、分岐の多い『風花雪月』の未来を公式が一つに定めることになるため、可能性は低いでしょう。

一方で、FEシリーズには異なる作品のマイユニットを同一人物として扱う事例があります。『烈火の剣』のマーク、『覚醒』のルフレ、そして『ヒーローズ』のエクラは、リンから同一人物と認識される会話が存在します。

このことから一つの仮説が立ちます。マイユニットもまたベレトやベレスと同様に“紋章石を埋め込まれた存在”であり、自身を忘れる前の「大人の姿をした実体のないソティス」がその内に現れたのではないか、というものです。

ただし過去編である場合には、「ソティスが未来の記憶を持つ」という矛盾が生じます。もっとも、それはプレイヤー向けのメタ的なファンサービス――なぜかソティスだけが未来を知っている、という設定として割り切れる範囲だと思います。

もうひとつ考えられるのは、復活したソティスがナバテアの民に語りかけているという説です。たとえば神威法王がレアと同じようにソティスを復活させ、その際に会話が交わされたという解釈です。ただしその場合、「もしやわしのことを忘れたのか」という言葉はやや不自然であり、可能性は低そうです。

その他のキャラクター

以下は戦闘画面で見えたキャラクターです。どことなくリンハルト、ヒューベルト、レオニー辺りに似てるキャラクターがいます。

以下のネメシスに少し似ているキャラクターは、カットによって体の模様が変わっています。シェズのように力を発動すると体に模様が浮かび上がるような能力があるのかもしれません。

その他にも以下のキャラクターが映像中に登場しました。

世界観

風花雪月と繋がりがあることは明白ですが、未来なのか、過去なのか、パラレルワールドなのかは不明です。

フォドラ十傑の紋章、英雄の遺産が存在する世界

風花雪月では、女神の眷属の血を受けた人間がその血の紋章を持っていました。フォドラ十傑の名が紋章の名になっていますが、彼らもまた女神の眷属の血をその身体に受けています(略奪という形ですが)。

映像中ではフォドラ十傑の紋章が2つの確認できます。

1つはフラルダリウスの紋章。カイの紹介映像で闘技場マップ中の台座に刻まれています。

ちなみにこの台座の上には、槍で生首を串刺しにしているネメシスかのような像が確認できます。

生首の耳が尖っているかどうかは判然としませんが、この像はネメシスがナバテアを襲撃し、彼らを虐殺した場面を表している可能性があります。その台座にフラルダリウスの紋章があることから、フラルダリウスに与えられたナバテア人の生首なのかもしれません。

もう一つはディートリヒが持つラミーヌの紋章です。

フォドラ十傑の名を冠する紋章がある。つまり、フォドラ十傑が没した後の世界ということになります。

また、ディートリヒは英雄の遺産「アンスウェラー」を装備しています。

風花雪月と同じ意味であるならば、英雄の遺産の「英雄」はフォドラ十傑を指すことになります。

もし、万紫千紅が風花雪月と地続きで歴史が繋がっている世界であるならば、少なくとも英雄戦争後、フォドラ十傑が没し、セイロス教団が十傑を英雄と偽る伝承を作り上げた後の世界ということにはなりそうです。

失われた紋章を持つ者たち

カイの項目で言及した通り、カイは風花雪月の世界では失われたオーバンの紋章を持っています。万紫千紅が風花雪月の未来の話であれば、ユーリスの子孫の可能性もあります。過去の話だとしたら、オーバンがユーリスの他にも血を与えた人物がいたのか、オーバンと同じ血を持つナバテアの民がいたのか。

また、名前も顔もわかりませんが、ノアの紋章が刻まれたペンダントを身につける女性が登場します。

風花雪月では、ノアの紋章はコンスタンツェが持っています。

歴史から失われたとされたノアの紋章は、四使徒であるノアの意向によりヌーヴェル家が秘密裏に受け継いできたものです。

この映像のキャラクターがノアの紋章を持つ者なのであれば、ヌーヴェル家の者か、歴史からノアの紋章が失われたとされる以前の世界の物語であると考えられます。

拳銃が存在する世界

映像中に拳銃で戦う女性キャラクターが登場します。なぜか近接で戦ってるように見えますが、拳銃が武器として存在する世界のようです。

島国?が舞台の可能性

映像では舞台となっていそうな島が俯瞰視点で映っていました。島なのか、半島なのかははっきりわかりませんが、上の部分もほとんど海であり、島に見えます。

この島について3Dモデルが用意されていそうですし、散策するシーンも映像に映っているので、風花雪月でガルグ=マク大修道院を散策できたように島全体を散策できるのかもしれません。

ダグザ説について

「カイの持つオーバンの紋章の英雄の遺産 "ドローミの鎖環" がダグザに伝わるものだから舞台はダグザではないか」という意見も見かけます。

しかし実際には、ドローミの鎖環はセイロスによる討伐を恐れてダグザに逃れた氏族が持ち込んだものです。つまり「ダグザに伝わっている」こと自体は、カイがオーバンの血を受け継いでいる理由にはなりません。仮にオーバン本人、あるいはその血を持つ眷属がドローミの鎖環を取り戻すためにダグザへ渡り、その際に人間へ血を分け与えた──それがカイ、あるいは彼の祖先であった、という展開であれば、舞台がダグザである可能性も考えられます。

とはいえ、そこまで推測を広げなければ物語をダグザと結びつけることはできず、現時点では「舞台がダグザである」という説はあくまで憶測の域を出ないでしょう。

ダグシオン剣闘祭の「ダグシオン」が「ダグザ」を示すというのはあり得そうではあるんですが。

ガルグ=マク大修道院に見えなくもない建物がある

Xで話題になっていたので一応取り上げますが、映像中にガルグ=マク大修道院のようにも見えなくもない建物が映っています。立地的に島にあるのも不自然ですし、建物の形状も大分違って見え得るので、違う建物のような気はします。

以下は風花雪月のガルグ=マク大修道院です。

建物の形状も大分違うのでやっぱり違う建物に見えます。長い歴史の中で大きく変化している可能性もありますが、やはり島という立地の違いについては天変地異が起こったくらいしか説明がつかないので、別の建物の可能性が高そうです。

バトルシステム

計略、戦技がある

風花雪月に続いて計略、戦技があります。

天候システム

天候アイコンがマップ画面で確認できます。

雨マークになっており、マップ上にも雨が降っていることから、烈火の剣にあった天候システムと同じようなものが万紫千紅にも実装されていそうです。

HPを消費するブレイズアーツ

風花雪月にはなかったブレイズアーツというメニューが増えています。

ブレイズアーツの画面には「消費HP」の項目があります。ブレイズアーツは、外伝/Echoes のように HP を消費して放つ技のようです。

ゲージの制御

レダの戦闘画面にのみ「ゲージの制御」というメニューがありました。

レベルの横にゲージらしきものがあるので、これの制御メニューなのかもしれません。

ブレイズアーツと関連するゲージにも思えますが、他キャラクターのメニューにはブレイズアーツがありつつ、ゲージ制御はないため、関連性は不明です。

レダの画面ではゲージが赤くなっているので、何か条件を満たした場合のみ表示されるメニューなのかもしれません。

PVを見て買おうと思った人はどのくらい?

XでFE万紫千紅のPVを見て買おうと思ったかどうかをアンケート取りました。絶対買う!と答えた人の割合80%近くと、購買意欲が掻き立てられている人がかなり多い結果となりました。

まとめ

PV 中には風花雪月との関連要素が多数確認できました。主要な点をまとめます。

  • 紋章の存在
    • カイが「オーバンの紋章」持ち
    • ディートリヒが「ラミーヌの紋章」持ち
    • 闘技場の台座に「フラルダリウスの紋章」が刻まれている
    • 仮面を被った女性キャラクターの首飾りに「ノアの紋章」が刻まれている
    • レダが「ティモテの紋章」に備わる魔獣を呼ぶ力が使える
  • 英雄の遺産の存在
    • ディートリヒが英雄の遺産「アンスウェラー」を武器として所持
    • 英雄の遺産があるということは、十傑が神格化された後の時代?
  • 大人ソティスの存在
    • 大人ソティスは真の姿のソティス
    • 実体を持ったソティスなのか、実体のないソティスなのかは不明
  • 闘技場での戦いが物語の主軸っぽい
    • 闘技場で行われるダグシオン剣闘祭で勝てば願いを聞き入れられるという設定
    • 闘技場は島にあるように見える
    • 闘技場内にはネメシスらしき像
  • バトルシステムは風花雪月を踏襲しつつ、天候やブレイブアーツといった新要素が追加

風花雪月の過去編だとすると、紋章や十傑の名を冠する英雄の遺産が存在することから、ある程度時代は絞れます。しかし、未来やパラレルワールドの可能性も否定できないので、現時点だと何とも言えません。

続報を待ちましょう。


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